「最初のキッカケは讃岐うどんでした」好奇心旺盛な若きグローバルマーケターが語る、転職とこれからの未来
経営管理本部の佐野です。
I-neには来春より入社予定で、現在はアルバイトとしてお世話になっています。
今回はブランドプロモーション部の小林禎亮さんにインタビューしてきました!
小林 禎亮(こばやし よしあき)
ブランドプロモーション部 ADプランニング課
前職:アドテクノロジーのツールを扱うデジタル広告の会社にて2年半勤務した中で、フィリピン支社でインターン、その後も福岡や東京など、多拠点で営業・事業企画・広告運用と幅広く経験。
現在はI-neにて国内/グローバルの広告施策やプロモーションに注力し、これから伸ばしていく発展途上段階のブランドをどう認知拡大していくか、ゼロから考えている小林さん。
まだまだフレッシュな社会人3年目という若さながらグローバルに活躍されておられますが、前職の経験を踏まえての『就職・転職』や『I-neらしさ』といった部分について迫っていきたいと思います。
讃岐うどんを海外に広めたいと思ったのが最初のキッカケ
佐野:今日はよろしくお願いします。I-ne入社から半年が経ったとのことですが、現在の気持ちはいかがですか?
小林:入社前から人事や上司の方と話していたので、良い意味でギャップは感じずに楽しく働けています。大阪の会社という面もあってか、とても気さくな方が多く、部署など関係なしに人を気にかけるカルチャーはすぐに馴染むことができました。
あと同期にYouTuberの方がおられたりするなど、それぞれ個々のバックグラウンドも多様で面白い環境です。
私もまだ2日目ですが、気軽に声をかけてくれるフレンドリーさを感じています。前職からグローバルにバリバリ働いている小林さんですが、最初の会社はどのように選んだのでしょうか?
小林:自分が希望としていた「海外と関わる仕事+デジタルマーケティングに携われるベンチャー」という軸にハマっていたことと、内定者時代から色々と仕事に関わらせてもらえる環境があったことで選びました。
そもそも海外を意識したのは何かキッカケがあったのでしょうか?
小林:海外を意識したのは・・・これは本当の話なのですが、自分は香川県出身ということもあり、讃岐うどんを海外に広めたいと思ったのが最初のキッカケです(笑)
うどんに限らず、日本国内で本当に良いと思えるものをより多くの人に届けたいという気持ちがあり、その対象をグローバルで考えていました。
(※実際にうどん工場へ見学に行ったこともあるそうです笑)
なるほど(笑)ちなみに、これまで仕事以外で海外に行かれたことはありますか?
小林:あります!大学の時から旅行は好きで、東南アジアにはよく行っていました。
中でも最も印象に残っているのは卒業旅行で行った南米旅行なのですが、 6,000m級では世界で一番のぼりやすいといわれる登山にチャレンジしたんです。3日間ほぼ休みなしでアイスピッケルなどを使いながら登って…運動神経が悪いので、死にそうになりました(苦笑)
それは運動神経の問題ではないような気もしますが…(笑)ちなみに海外の広告で気になったものなどはありましたか?
小林:いい意味でも悪い意味でも海外(特にアメリカ)は広告表現が自由だと思いますね…。コカ・コーラとペプシ、マクドナルドとバーガーキングなど、お互いがディスりあうような広告なんか日常茶飯事ですし。
※参考記事: https://sekainostory.xyz/2020/01/16/post-1744/
でもお互いリスペクトしあっているのが面白いなあと思います。
あとは中国で盛り上がっているライブコマースが日本でも絶対来るはずなので、早めにアンテナを張っておきたいです。
提案する側の立場ではクライアント側のビジネスには入り込めないもどかしさがあった
企業同士がわざと仕掛けあったりしているのは話題にもなりますし、双方のメリットもあったりして面白いですよね。少し話を戻すと、どのような経緯で転職に至ったんでしょうか?
小林:前職は広告領域の中でもマーケティングツールを扱っている会社だったのですが、営業で提案できる幅が自社ツールのスペックによって決まってしまう面がありました。そのような状況があったので、もっと自分の力を試し、プロモーションプランの幅を広げていきたいと思ったのが最初のキッカケです。
また、どうしても提案する側の立場(代理店や媒体社)ではクライアント側のビジネスには入り込めない、といったもどかしさもありました。
仕事上の制約や制限が多いのはストレスにもなりますよね。
小林:そうですね。自分が仕事の中心に立ちながら、To Cでビジネスの全体像を把握して積極的に動かせないものか・・・モヤモヤと考えていた時に「転職」という言葉が頭に浮かんでくるようになりました。
あと、前職では入社後にあまりグローバルな案件に携われなかったことも一因です。そういったことが重なって、もっとグローバルで一気通貫に戦略を考えられる事業会社への転職を決めました。
数多くある企業の中から、I-neを選んだ決め手は何でしたか?
小林:その時は気付いていなかったのですが、もともと消費者としてI-neの商品を使っていたんです(笑)
FULLERYの柔軟剤、SALONIAのストレートブラシ(天然パーマなので!)やBOTANISTのシャンプーなど、作っている会社を調べたら、それらが全てI-neの商品だったという。
おお(笑)そんなことがあると自然に興味もわきますよね。
小林:それに広告業界で働いていた視点からも、I-neが手掛けるマーケティングやプロモーションはすごいと思っていたので、そのノウハウや方法論を学びたいという気持ちがありました。さらに前職と同じくらいの約10年目といった若い会社という点も、自分にとって丁度いい規模感だと感じたり。
それらを踏まえつつ面接で話した際に、海外関係の仕事がしたいと伝えてみたところ、グローバルでの広告も扱っているという話を聞けたので、そこでI-neに決めた感じでしたね。
I-neは会社としてのカルチャーやフィロソフィーが社員の信じる価値観として浸透している
環境の面で、前職との違いを感じるところはありますか?
小林:前職も、成果次第では新卒でもどんどん挑戦して活躍できる環境、といった面では働きやすい会社でした。でも一番の違いはカルチャーの強さ。
I-neでは会社としてのカルチャーやフィロソフィーが、社員の信じる価値観としてしっかりとブレずに浸透していて、これは前職にはなかった大きな違いです。会社として一番大事な資産だと思ってます。
それは私もI-neに魅力を感じた部分の一つです。少し話は変わりますが、I-neならではの裁量権ってどのようなものだと思いますか?
小林:役員層の方ともディスカッションして一緒に進めているからこそ、意思決定のプロセスが圧倒的に短く、物事を決めるスピードが早いと感じています。
同時に会社や市場単位で考える必要があり、もちろん相応の高い視座が求められますが、プロモーション施策がどれだけ購買に繋がるかというレベル以上に、本当にその施策がお客様の幸せに繋がるものなのか?なおかつ中長期的な会社の利益に通じるのか?というレベルで評価されるのが、I-neならではのところなのだと思います。
まさにCREDOのOWNER SHIP。会社の一員として当事者意識がより高く求められた上での裁量権なのですね。
小林:役員層の人と関わることで、それがモチベーションにもなっています。
マーケティング、もしくはプロモーションの責任者という立場に学生時代から憧れていたのもあり、どんどん新しいブランドをヒットさせているこの会社で、そのポジションを目指したいと考えています。
学生は好奇心をもって色んな情報をとり、相対的に判断してほしい
憧れられる存在の人が身近にいるからこそ、モチベーション高く頑張れるのですね。そんな環境でこれから挑戦したいことを教えてください!
小林:事業会社の立場から、好きなものへの幅広いプロモーションを担うことができていて、その点においてはギャップなくやりたいことができている状態です。その一方で、海外への施策は社内の方や代理店さん、パートナーさんに助けられながら勉強中なのでまだまだこれからです。今後は海外での展開をもっと広げていきたいです。
海外のSEPHORAにBOTANISTが展開されていたりと、今後の可能性は感じられますよね。いま小林さんが興味のあることや、ハマッていることなどはありますか?
小林:僕の友だちで恋愛リアリティーショー(テラスハウス、オオカミちゃん、今日好き、など)を大好きな子がいるのですが、その影響でそれらを見始めてハマっています。
Abemaの恋リアは女子中高生の3人に1人が見ているといわれているくらいですし、そういったTeen世代を惹きつけるコンテンツの勉強にもなりますね。
ありがとうございます。では最後に、就活生へ一言お願いします!
小林:マーケティングや広告といっても、広告代理店や事業会社、前職のようなアドテクノロジーのツール会社…となると本当に色んなプレイヤーがいますし、学生からはどの会社がどのポジションで何をやっている会社なのか、 たくさん見えづらいことがあると思います。
なので説明会だけでなく、社内で働いている人や働いたことのある人の話を聞きまくり、相対的に判断したほうがいいと思います!でも、やっぱりマーケティング・プロモーションは面白くて夢のある業界なので、まずは好奇心をもって色んな情報をとりに行ってほしいですね。
小林さん、ありがとうございました!