自分らしく働ける、I-neでのワークライフバランスのリアル。
自分らしく働ける、I-neでのワークライフバランスのリアル。
I-neでは、社員一人ひとりが成果を出すために、自身のライフスタイルや希望に合わせて働く時間や場所を選択し、仕事の充実やプライベートとの両立を図っています。そんな多様な働き方を叶える制度と、実現に欠かせない周囲の理解や支援はどれほどのものなのか。実際に自分らしいワークスタイルで成果を出している3人に聞きました。
※所属、役割は取材当時のものです。
ダイレクトマーケティング本部 EC戦略部
生島 佐和子
前職は広告代理店にて、拠点立ち上げを経験。2019年のI-ne入社時にはECの集客担当として子育てと両立しながら働く。第二子誕生の際には、産休・育休を取得し復帰後は再びフルタイムで勤務。周りを明るく元気にするコミュニケーション力を強みに、2024年1月に新設部署のマネージャーとして活躍。
ダイレクトマーケティング本部 ECグロースハック部
森 麻利央
2015~2018年と「BOTANIST」初速の時期にI-neに在籍し、ECビジネスからブランドマネジメントまで幅広く経験。その後一度は退職したものの、出産を経て2022年に再入社した。2024年1月よりマネージャーとして、オンライン各モールショップの運営及び、販路・売上拡大をリードする。
ダイレクトマーケティング本部 ECグロースハック部
羽田野 健太
前職は製薬会社でオフライン営業を担当。2017年に営業としてI-neに入社後、1年間は大阪本社に勤務。その後福岡営業所を立ち上げ、福岡を拠点に九州・全国チェーンの顧客を担当する課のマネージャーとして活躍する。2024年1月からは、新たな挑戦として福岡営業所に所属しながら、ダイレクトマーケティング本部への異動を実現する。
多様なワークスタイルを実現
まずはそれぞれの働き方について教えてください。
森
私は3歳の子どもがいて、9:30~17:30の時短勤務です。部署として決められている、月曜・火曜・金曜は出社。水曜・木曜は出社か在宅かを各自が必要に応じて選択していて、私は基本的に出社するスタイルです。
羽田野
私も森さんと同じ課なので、出社・在宅のタイミングは同じです。とはいえ、課員で福岡営業所勤務なのは私だけなので、出社したところであまり周りの状況は変わらないのですが(笑)。
生島
私も二人と本部は同じなので、同様の条件。ただ、5歳と2歳の子どもがいるので、それぞれの用事で勤務時間中に抜けなければいけない時や業務が立て込んでいる時などは、上司に相談して在宅日を増やしたり、勤務時間を調整したりで対応しています。
森
私も繁忙期は在宅に切り替えさせてもらって、より多くの作業時間を確保するようにしています。
皆さんそれぞれ、時短や在宅、フレックスなどを利用してやりくりしているんですね。
生島
はい。絶対に毎日9:00~18:00の間ずっと働かなければいけないわけではなく、1か月の中で調整しながら働くことができる。子供の用事で退勤時間が早かった週は勤務時間が減るけれど、その翌週多めに働いて巻き返すといったやり方ができるのは、すごく助かっています。
森
各々家庭の事情などがある中で、フレキシブルに制度を活用して仕事を進めています。それをお互い当たり前のこととして認め合い、必要に応じてフォローし合っていますね。
羽田野
私も2歳の子どもがいるので、たまに急遽保育園へのお迎えを頼まれて早めに退社することがあるのですが、バックアッププランと同時に上司の森さんに伝えると、突発的なことへのお気遣をいいたけるのでとても助かっています。急なことで申し訳ないという気持ちはありますが、言い出しづらいということはありません。
それは、例えばお子さんがいない方、独身の方でも同じなのでしょうか?
森
はい。ママ・パパだから特別扱いされていることはないですし、他のメンバーも何ら抵抗なく、各自に合った制度を活用しています。
生島
そうですね。私たちだけが使える制度というわけではないので、誰もお互いに後ろめたさは感じていないです。もちろん、急に早く退社したりお休みをいただいたりすることで、その時々に迷惑をかけるなという思いや、数字に影響が出ないようにそこでフォローしてくださることへの感謝はありますが。
前職と比較しても働きやすいと感じますか?
羽田野
そうですね。前職は就業時間が決まっていて、それは絶対でした。I-neでは上手くバランスを取りながら調整できるので、シンプルに自分のパフォーマンスを最大化させるためにどうすればいいかを考えて働くことができます。
生島
私も同じです。前職では深夜残業も多く、それはそれで若手時代はすごく鍛えられたなと思うのですが、そこからライフステージも変わりましたし。今はすごくメリハリをつけながら働けていると感じます。
森
私は4年ぶりの再入社を検討していた際、以前在籍していた時とは違って子どもがいますし、色々生活環境が変化した中で正直やっていけるのか不安で、上司に相談していたんです。そうしたら、「今は以前よりも色々なライフステージの人がいて、ママもすごく働きやすなっているし、中には社内MVPを受賞している人もいるぐらい活躍できる環境になっているから。安心して戻って来て大丈夫!」と言っていただけて。再入社して、その変化を実感しています。
共に助け合い、仕事とプライベートを両立
お子さんがいる方同士で、子育てとの両立について相談することもあるのですか?
森
あります。部内には子どもを持つ社員が多いのですが、皆さん上手くやりくりしていて。仕事の合間にそのノウハウを聞いたり、自分が困った時に相談したりしています。
生島
あと、部内のママさんチャットがあります。そこで情報交換をしたり、たまに誰かの心が折れた時「こんなことがあって辛い……」というメッセージがふいに飛んできて、それに対して「分かるわ~」と共感し合ったり。ふとしたやり取りが息抜きになっています。
森
そうそう。チャットはつぶやきの場みたいな感じで、とりあえずここに吐き出すみたいな。業務とは違って絶対に返信しないといけないわけでもなく、皆それぞれ気づいた時に返すという。
生島
気ままに悩みを吐露して、それに気ままに回答するスタイルですね。
なるほど。その他で何か印象に残っているエピソードはありますか?
森
ちょうど昨年、6歳と3歳の子育てをしながら働く方から、3歳児のお世話に6歳の子の小学校入学準備、その上引っ越しも重なって大変だという話を聞いて。それなら、私の課に来てもらえればもっと色々調整が出来るから、仕事も諦めずに働けるなと。さらに今後お子さんの体調不良や行事などで休みがちになっても、私の課にはフォローできるメンバーが比較的たくさんいる。そのことを本人に伝えて、実際に異動が実現しました。もちろん、事前に私から本人の上司である課長や部長にも話をしたのですが、そこに対して全く違和感を持たれなかったというか。「そのほうが本人にとって働きやすそうだよね、そうしよう!」とすぐに決まって、翌月には異動となりました。
羽田野
私からは以前、営業本部に在籍していた頃の話を一つ。男性メンバーの一人から、今度第2子が生まれるにあたって奥さんが沖縄へ里帰り出産するので、自分も一緒に戻って立ち合いたいと相談を受けたんです。その時は、彼が東京支店の勤務だったのですが「大切なタイミングだから休みを取ってくれたら良いよ!」と送り出しました。その間、彼が担当していた東京の商談は、私が出張してフォローするという形にしました。その後彼が、「あの時にお休みをいただいて、出産に立ち会えて良かったです」と嬉しそうに言ってくれて、本当に良かったなと感じたのを覚えています。
距離も超える、メンバー間のフォローアップ体制
羽田野さんについては、本社が大阪にあり、一人だけ福岡営業所にいることで大変な部分はないのでしょうか? 距離の壁をどう乗り越えているのかなと。
羽田野
福岡に赴任して6年程になりますが、営業本部に在籍していた頃から遠距離でさまざまなメンバーと接するのが普通で、距離的な不安は無かったですね。ただ、先月(2024年1月)から自身の希望でダイレクトマーケティング本部に異動して、最初は正直申し訳ないと感じていました。私はオンラインショップ運営について一から教えていただく側なのに、自分だけ福岡にいるという状況なので。教える側の立場で考えると大変だろうな、大丈夫かなと考えていました。けれど、実際は森さんが「必要なら大阪出張して良いよ」と言ってくださったり、逆に「じゃあ私が福岡に行きますよ」と言ってくださるメンバーがいたり。フレキシブルな対応のおかげで、距離的な懸念は無く過ごしています。
森
課員の中には他にもう1名、東京支店勤務の方がいるので、実際は大阪・東京・福岡の3拠点でやり取りしているんです。でも、距離が離れているからどうということは無くて。同じ拠点にいても全員が出社しているわけではなく在宅もありますし、基本的に電話やオンライン会議、チャットツールで連絡は取れるので、困ることはないですね。
距離は問題ではないと。とはいえ、日常的に直接会える機会が無い分、日々コミュニケーションを取る上で工夫していることはありますか?
羽田野
毎朝始業時に、メンバー全員つないでの朝礼があります。あと個人的には、毎日あらかじめ皆さんの時間を夕方30分ずついただくようにしています。そこで、業務を進める上で出てくる細かい不明点や相談事などを、まとめて聞いていただくようにしていて。何か起きる度に都度連絡するよりも効率が良いですし、日々着実に疑問や不安が解消されていくので助かっています。私のこのような要望に皆さん快く応じてくださり、有難い限りです。
柔軟な働き方は、確かなコミットメントがあるからこそ
では、最後に改めて。I-neが実現するフレキシブルな働き方は信頼あってこそのものだと思うのですが、そのあたりはどう感じていますか?
生島
自由を与えることで、さらにパフォーマンスが発揮されるだろうという考えですよね。何でもOKという自由ではなく、目標数字へのコミットを前提に、やりやすいようにやらせてくれるという。それはそうだろうなと感じていますし、根本的に信じていただいているからこそ、その期待に応えられるように頑張らねばと思っています。
そういう人たちばかりだからこそ、制度と活用のバランスが取れているのだと思いますが。実際プレッシャーもありますか?
生島
プレッシャーというか、責任感は皆同じように持っていると思います。自由度も高いけれど、「達成する」と掲げている目標もすごくハイレベルで、どうすればそこに達するかは常に模索しています。
森
そうですね。だから、ある程度自由にしてもだらける人、制度に甘える人がいないというか。皆、制度を上手く使いながら最大限の成果を出そうという思いが根本的にあるんですよね。
羽田野
確かに。森さんと生島さんもそうですけど、課長・部長・役員をはじめ上司の方々も、本当に皆さん活躍されているにも関わらず、「もっと良くするにはどうしたらいいか」を常に問われてる様子を感じます。その背中を見ているが故に、自由を与えられても怠けるメンバーがいないんだろうなと、つくづく思います。
生島
それもありますね。私は上司や部下、年齢や社歴関係なくそれぞれにリスペクトする部分があって。自分にはない魅力や努力されている部分に刺激を受け、反省し、学ぶ。おそらく皆さんそういう思いで、周りの人たちの良いところを吸収して高め合っているからこそ、今の働きやすさと成果が共存する環境があるのではないでしょうか。
I-neでは、フレックスタイム制、在宅勤務等の制度を導入・運用することで日々の働きかたをフレキシブルに対応可能なものにしています。既存の仕組みに捉われずに変化し続けることで、働く仲間のライフステージの変化に適応し、組織としてのパフォーマンス最大化を促進することが出来ると考えているからです。今回ご紹介した3人のワークスタイルもあくまで一例。成果を出すことへのこだわりが、働き方にも表れている例の紹介でした。