SUSTAINABILITY MANAGEMENT サステナビリティマネジメント
We are Social Beauty Innovators for Chain of Happinessの取り組み。
I-neグループのマテリアリティ
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カーボンニュートラルの実現
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責任ある原料調達と透明性のある情報開示
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サーキュラーエコノミーの実現
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持続可能な森と水資源への貢献
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心身の健康(ウェルビーイング)・インクルーシブな社会の実現
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貧困や格差への対応
I-neグループのマテリアリティと目標
6つのマテリアリティに、それぞれ中長期目標を設定しています。戦略を推進するにつれて、目標達成に向けたロードマップが具体化されたため、一部の目標の削除や修正を行っています。今後も適宜目標を修正・追加します。
マテリアリティ | No. | 目標 | KPI | 目標値 | 達成年度 |
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1.カーボンニュートラルの実現 | 1 | Scope1、2におけるカーボンニュートラルの実現 | - | - | 2025年 |
2 | Scope3におけるカーボンニュートラルの実現 | - | - | 2040年 | |
2.責任ある原料調達と透明性ある情報開示 | 3 | 原料の透明化 - 主要ブランドの植物由来原料の原産国とリスク有無の特定 | 開示率 | 100% | 2025年 |
4 | 原料の透明化 - 新規に発売するブランドは「I-neサステナビリティ開発基準」に即した開発の実施 | 達成率 | 100% | 2025年 | |
3.サーキュラーエコノミーの実現 | 5 | 再販可能品の再販 ※ 化粧品を対象 |
再販率 | 100% | 2026年 |
6 | 容器、パッケージング資材に使用するバージンプラスチックの削減 | 削減率 | 30% | 2028年 | |
7 | 認証紙・再生紙の利用 | 利用率 | 100% | 2025年 | |
4.持続可能な森と水資源への貢献 | 8 | 認証パーム油の100%切り替え ※ B&Cによる対応を含む |
切り替え率 | 100% | 2030年 |
9 | 森林保全活動の実施 | 面積 | 50ha | 2028年 | |
5.心身の健康(ウェルビーイング)・インクルーシブな社会の実現 | 10 | 従業員のウェルビーイング&インクルーシブの実現 | ESスコア | 4.0 | 2025年 |
11 | 従業員ボランティア制度の策定と参加推進 | 年間 延参加人数 | 800人 | 2025年 | |
6.貧困や格差への対応 | 12 | 経済的に困窮状態にある人々へのサポート | 累積ダイレクトリーチ数 | 30,000人 | 2030年 |
マテリアリティ「カーボンニュートラルの推進」から、達成への意思を込めて「カーボンニュートラルの実現」に変更しました。合わせて目標1、2の表現を変更しました。
目標5、8に関しましては、目標内容をより具体的に修正し、達成年度を早期化しました。
また、責任ある原料調達と透明性ある情報開示の目標「一次サプライヤーのアセスメントの実施」を削除しました。アセスメントの実施状況についてはサプライチェーンページにて報告します。
マテリアリティの特定プロセス
社会を、美しく、変革するSocial Beauty Innovatorsとして、I-neグループは社会に対してポジティブな影響を与える存在になるという強い意志があります。なかでも、最新の社会情勢及びステークホルダーの期待を踏まえ、重点的に取り組むべき「マテリアリティ(重要課題)」を2021年に特定しました。今後も社会の変化や事業の成長に応じて、定期的にマテリアリティを見直します。
マテリアリティ及びその特定・検証のプロセスにおいては、ダブルマテリアリティの考えに基づき、I-neグループが社会・環境に与える影響と、環境や社会の課題がI-neグループの競争性や価値創造に与える影響の両方を考慮しています。
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社会課題の抽出
GRIスタンダード、SASB(サステナビリティ会計基準)、SDGs(持続可能な開発目標)を参照し、検討すべき社会課題を抽出しました。
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「ステークホルダーの重要度」の整理
抽出した社会課題を基に、I-neグループに対する期待・要請について、お客様、お取引先様、投資家、行政、NPO/NGOからの期待や要請に関する仮説を整理しました。
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「自社にとっての重要度」の整理
今までにI-neグループが取り組んできた社会貢献活動や、主力ブランドが掲げているブランドMISSIONに基づき、I-neグループにとっての重要度を整理し、ステークホルダーの重要度と統合しました。
なお、I-neグループでは、ガバナンスは上場企業として当然重要であるという認識のもと、マテリアリティには含めず、環境と社会の項目により構成しています。 -
経営による承認
経営会議での議論、サステナビリティ委員会での妥当性の確認、取締役会での決議を経て、マテリアリティを特定しました。
サステナビリティ推進体制
2022年1月に本体制を構築し、マテリアリティの推進に取り組んでいます。
取締役会直下にサステナビリティ委員会を設置しており、重要決議は委員会及び取締役会にて承認されます。委員は社外取締役と監査役、執行役員で構成され、議長は代表取締役社長が務めています。
月に一度のサステナビリティ推進会議では、担当役員から代表取締役社長に対して、各マテリアリティ目標達成に向けた進捗報告を行います。さらに、各マテリアリティに分科会が設置されており、担当役員が責任をもって推進しています。
サステナビリティ推進会議には全本部長がオブザーブ参加しており、サステナビリティ戦略の推進状況を全社で透明性高く共有しています。密に連携することで、発生した課題に対して迅速に経営判断を行い、適宜プロジェクト体制を構築し、解決に向けて推進しています。
▼ サステナビリティ推進体制
国連グローバル・コンパクトへの支持
I-neグループは2022年11月、国連が提唱する「グローバル・コンパクト」への支持を表明しました。グローバル・コンパクトが掲げる「人権・労働・環境・腐敗防止」に関する10原則を支持し、企業活動に取り組んでいます。
国連グローバル・コンパクトについて
国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、国連と民間(企業・団体)が手を結び、健全なグローバル社会を築くための世界最大のサステナビリティイニシアチブです。
署名する企業・団体は、「人権の保護」「不当な労働の排除」「環境への対応」「腐敗の防止」に関わる10の原則に企業トップ自らのコミットメントのもとに賛同し、その実現に向けて努力を継続することが求められています。
UNGCに関する詳細については、こちらをご覧ください。