SUSTAINABILITY MANAGEMENT サステナビリティマネジメント
We are Social Beauty Innovators for Chain of Happinessの取り組み
I-neグループのマテリアリティ
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カーボンニュートラルの実現
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責任ある原料調達と透明性のある情報開示
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サーキュラーエコノミーの実現
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持続可能な森と水資源への貢献
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心身の健康(ウェルビーイング)・インクルーシブな社会の実現
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貧困や格差への対応
マテリアリティと目標・実績
6つのマテリアリティに、それぞれ中長期目標を設定しています。戦略を推進するにつれて、目標達成に向けたロードマップが具体化されたため、一部の目標の削除や修正を行っています。今後も適宜目標を修正・追加します。
マテリアリティ | No. | 目標 | KPI | 目標値 | 達成年度 | 2024年実績6 |
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1.カーボンニュートラルの実現 | 1 | Scope1、2におけるカーボンニュートラルの実現 1 | - | - | 2025年 | Scope1 0tーCO₂ Scope2 27tーCO₂ |
2 | Scope3におけるカーボンニュートラルの実現 | - | - | 2040年 | 1,023,578tーCO₂ | |
2.責任ある原料調達と透明性ある情報開示 | 3 | 原料の透明化 - 主要ブランド 2 の植物由来原料の原産国とリスク有無の特定 | 開示率 | 100% | 2025年 | 2026年開示予定 |
4 | 原料の透明化 - 新規に発売するブランド 3 は「I-neサステナビリティ開発基準」に即した開発の実施 | 達成率 | 100% | 2025年 | 2026年開示予定 | |
3.サーキュラーエコノミーの実現 | 5 | 再販可能品の再販 ※ 化粧品を対象 |
再販率 | 100% | 2026年 | 100% |
6 | 容器、パッケージング資材に使用するバージンプラスチックの削減 | 削減率 | 30% 5 | 2028年 | 32.4% 7 | |
7 | 認証紙・再生紙の利用 | 利用率 | 100% | 2025年 | 2026年開示予定 | |
4.持続可能な森と水資源への貢献 | 8 | 認証パーム油の100%切り替え ※ B&Cによる対応を含む |
切り替え率 | 100% | 2030年 | B&C対応を開始 8 |
9 | 森林保全活動の実施 | 面積 | 50ha | 2028年 | 13ha | |
5.心身の健康(ウェルビーイング)・インクルーシブな社会の実現 | 10 | 従業員のウェルビーイング&インクルーシブの実現 | ESスコア | 4.0 | 2025年 | 3.94 |
11 | 従業員ボランティア制度の策定と参加推進 | 年間 延参加人数 | 800人 | 2025年 | 553人 | |
6.貧困や格差への対応 | 12 | 経済的に困窮状態にある人々へのサポート | 累積ダイレクトリーチ数 4 | 30,000人 | 2030年 | 2026年開示予定 |
1 Scope2はマーケット基準
2 売上金額の8割以上を占めるブランドSKUとする
3 2025年1月1日以降に新たに販売されたブランド製品を指す
4 2025年から2030年までの累積ダイレクトリーチ数
5 2028年通年でI-neより出荷したプラスチック総量に占めるバージンプラスチックの使用量の割合を7割未満にすることを指す
6 株式会社トゥヴェール、株式会社Artemis、艾恩伊(上海)化妆品有限公司、I-ne US Co., Ltd.を除く実績
7 6に加え、株式会社Endeavourを除く数値
8 B&C(ブック・アンド・クレーム)はRSPOにより認証された生産者が生産した認証パーム油に、クレジットを発行し、その認証クレジットを購入することで、持続可能なパーム油の生産に貢献することが出来る
マテリアリティの特定プロセス
社会を、美しく、変革するSocial Beauty Innovatorsとして、I-neグループは社会に対してポジティブな影響を与える存在になるという強い意志があります。なかでも、最新の社会情勢及びステークホルダーの期待を踏まえ、重点的に取り組むべき「マテリアリティ(重要課題)」を2021年に特定しました。今後も社会の変化や事業の成長に応じて、定期的にマテリアリティを見直します。
マテリアリティ及びその特定・検証のプロセスにおいては、ダブルマテリアリティの考えに基づき、I-neグループが社会・環境に与える影響と、環境や社会の課題がI-neグループの競争性や価値創造に与える影響の両方を考慮しています。
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社会課題の抽出
GRIスタンダード、SASB(サステナビリティ会計基準)、SDGs(持続可能な開発目標)を参照し、検討すべき社会課題を抽出しました。
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「ステークホルダーの重要度」の整理
抽出した社会課題を基に、I-neグループに対する期待・要請について、お客様、お取引先様、投資家、行政、NPO/NGOからの期待や要請に関する仮説を整理しました。
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「自社にとっての重要度」の整理
今までにI-neグループが取り組んできた社会貢献活動や、主力ブランドが掲げているブランドパーパスに基づき、I-neグループにとっての重要度を整理し、ステークホルダーの重要度と統合しました。
なお、I-neグループでは、ガバナンスは上場企業として当然重要であるという認識のもと、マテリアリティには含めず、環境と社会の項目により構成しています。 -
経営による承認
経営会議での議論、サステナビリティ委員会での妥当性の確認、取締役会での決議を経て、マテリアリティを特定しました。
サステナビリティ推進体制
2022年1月に本体制を構築し、マテリアリティの推進に取り組んでいます。
サステナビリティ委員会は取締役会直下に設置しており、代表取締役社長を委員長とし、委員は業務執行取締役、社外取締役と監査役及び各部門を所管する、執行役員で構成されています。取締役会が監督機能を十分に果たすために、目標の設定並びに目標に対する進捗状況のモニタリング、サステナビリティ関連のリスクと機会の評価及び管理を行っており、重要決議については委員会及び取締役会にて承認されます。
また、サステナビリティ委員会の事務局として、分科会や各部門の担当者で構成されるサステナビリティ推進会議を設置し、具体的なリスクと機会の検討を行っています。月に一度のサステナビリティ推進会議では、各分科会の担当スポンサー(各部門トップ)からCSuOに対して、各マテリアリティ目標達成に向けた進捗報告を行います。
サステナビリティ推進会議には関係する部門トップが参加しており、その内容は毎月の本部長以上が参加する会議で全本部長に共有され、サステナビリティ戦略の推進状況を全社で透明性高く共有しています。具体的に実施する対策はサステナビリティ委員会にて決定し、当該内容を執行役員・各本部長の出席する会議を通じて関係部門に対して取り組み推進の指示を行っています。関係部門はKPIを活用した進捗管理を行い、サステナビリティ委員会は年に2回以上の頻度で進捗状況のモニタリングを実施するとともに、その結果を取締役会に報告しています。密に連携することで、発生した課題に対して迅速に経営判断を行い、適宜プロジェクト体制を構築し、解決に向けて推進しています。
▼ サステナビリティ推進体制
国連グローバル・コンパクトへの支持
I-neグループは2022年11月、国連が提唱する「グローバル・コンパクト」への支持を表明しました。グローバル・コンパクトが掲げる「人権・労働・環境・腐敗防止」に関する10原則を支持し、企業活動に取り組んでいます。
国連グローバル・コンパクトについて
国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、国連と民間(企業・団体)が手を結び、健全なグローバル社会を築くための世界最大のサステナビリティイニシアチブです。
署名する企業・団体は、「人権の保護」「不当な労働の排除」「環境への対応」「腐敗の防止」に関わる10の原則に企業トップ自らのコミットメントのもとに賛同し、その実現に向けて努力を継続することが求められています。

UNGCに関する詳細については、こちらをご覧ください。