BOTANISTチームのデザイナーの働き方対談
新しい働き方を見つけるオフィスホッピングシリーズ最終話は、弊社のメインブランドであるBOTANISTチームから。
ブランドをデザインするチームで活躍する松井さんと古川さんにオフィスホッピングを導入した感想をお聞きしました。
どこで働いてもいいオフィスホッピング制度を利用するとメリットとデメリットがあったようです。
普段の彼女たちがどのようなワークスタイルかもわかります。
松井:BOTANISTのディレクター
国内外のデザインのディレクションから、キャンペーン、プロモーションなど
ブランディングにかかわる様々なことを幅広く担当。
古川:BOTANISTのデザイナー
ブランドの世界観を守りながら、商品パッケージや、それに付随する販促ツールの企画・制作を担当。
Q1:オフィスホッピングを導入してみてどうだった?
どこでお仕事をしましたか?
松井:普段は会議が多いので、リモートワークをうまく活用できるかなと不安でしたが、会議の種類によってはリモートワークでも問題なく対応できました。
また、業務時間内だとなかなか市場リサーチの時間が取れないですが、今回、オフィスホッピングをきっかけにリモートワークを体験し、市場リサーチや大型書店などからインプットと、それによるアウトプットを増やすことができたのが良かったです。
古川:私は、デザイン作業がメインなので、働く場所が変わるだけかなって思っていました。実際、業務も問題なかったです。
むしろ、普段と違う場所で働く事で気分的にリフレッシュもできたし、集中力が上がった気がします。
松井:お互い通勤時間が1時間以上かかるし、通勤を短縮できただけでも時間を有意義に使えた気がしますね。実際、4月にオフィスホッピングを何回実施しましたか?
古川:私は今回与えられた上限の4日間実施しましたよ。
松井:私は3日間実施しました。4日間とも同じ場所で仕事しましたか?
古川:4日とも別の場所ですよ。ドラッグストアやバラエティストアで市場調査したり、カフェ併設の書店で業務したり。植物販売店にも行きました。
松井:えっ!?私と行ったところと、ほとんど同じですね。(笑)
会議があるときは自宅でskypeを使って参加してたんですけど、会議がない時間はほとんど古川さんと同じところに行きましたよ!
なんでそこで仕事しようと思ったんですか?
古川:現在、販促物がさらに良くなればと改善策を考察していまして、市場調査をして、参考にしようと思ったので。書店と植物販売店は、アイデアの引き出しを増やすためだよ。インプットして、すぐアウトプットできるところがリモートワークのいいところだよね!
松井さんも同じ?
松井:私も同じです!進めている案件に関連する生の情報が欲しくて、他者の商品の見せ方や訴求内容のリサーチに行きました。
植物園で仕事してみた
松井:私たちはボタニカル=植物がテーマのブランド担当だから、植物に囲まれながら仕事をしたら良いアイディアが生まれるかなと思って植物園に行ってみましたよ。植物の種類のインプットができたし、何より植物に囲まれながら仕事をすることで癒やされました。
古川:撮影アイデアや香りについてもイメージが膨らむし、よかったですよね。結局、同じチームにいるから普段仕事で考えてることとか課題点が同じだし。
あと、仲良いから行くところも被っちゃいましたね。(笑)
松井:それはそれで同じ目線だということが分かって嬉しいです。
Q2:リモートワークのメリット
普段とは違う環境からインプットできる
古川:自分にあったところで作業ができるから業務に集中できて、いつもより確実に効率が上がったと思います。あと、普段とは違う環境からインプットして、すぐにアウトプットできるところがリモートワークのいいところだと思いました。
松井:私もそう思います。普段業務に追われて実際なかなか店頭を回る時間がないから、今回時間をかけて店頭リサーチすることで気づきがいっぱいありましたよね。
また、ネットから情報を拾おうとするとどうしても偏った情報になってしまうところ、大型書店に行って普段だと見ない本・作品集や情報に触れることで、アイディアの幅が広がりますね。オンラインのみではなく、オフラインでアクセスできることも良かったと思いました。平日ならではの、動きやすさも相まって、落ち着いて情報収集できました。
通勤時間を短縮してゆっくり家事に時間を使える
松井:あとは、さっきも言いましたがリモートワークをすることで、通勤時間を短縮でき、普段より多く家事にも時間を裂けることでプライベートも充実しますね。今回は朝から家で植物の手入れしてみましたよ!
平日の朝から、かなり気持ちのリフレッシュをしてから仕事に挑めましたよ〜!頭の中もすっきり整理できた気がします。
Q3:リモートワークのデメリットは?
松井:会議も多いですし、チーム確認、他部署確認も多く、実際の印刷物や商品を確認しないと判断できないことも多いので、私の場合は1ヶ月に3日だと多すぎるなと感じました。実際、オフィスホッピングの前後はかなりバタバタしてしまいました。
ただ、今回1日だけ午前中は出社し会議や確認業務を行い、午後は外出するというスタイルにした日があるのですが、当日や前後は1日実施する日よりスムーズに活用できた気がします。
ここは、運用と管理の相談の余地があるなあと思いました。
古川:私はデータ確認のやり取りが大変でした。ネット環境がないとデータが送れないし、紙媒体は印刷して確認したいし。
また、新商品のパッケージデザインすることが多いので、作成する時は情報のケアが必須ですね。
まとめ:今後もしてみたい?
古川:してみたいです。日々、目の前の仕事をこなすことに必死になってしまうから、インプットする情報も偏ってしまうのかなって思います。
オフィスホッピングで、自由な場所で仕事をして普段接点がない人に会うことで人脈を増やしたり、実際の売り場リサーチやイベントなどにも参加することで、視野が広がりデザインの幅も広がるのではと感じました。
松井:通勤の遠さや毎日の業務に追われる中で、市場調査ができていないことに焦りを感じていました。
とくに新しい情報はネットに頼りきりになってたため、トレンドキャッチを実際の店舗や話題のスポットに足を運べたことはよかったです。
このお試しオフィスホッピングのレポートも今回が最終話でした!「一回やってみる」というスタンスだからこそ実現した今回の企画。今後も生産性の高い働き方を探ってみます!
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