SEPHORA UNIVERSITY REPORT
販売本部営業部ストラテジーアカウント課の芳賀です。
今月シンガポール・マレーシア出張にてBOTANISTの「SEPHORA University」と呼ばれるビューティーアシスタントの教育・トレーニングを行ってきましたのでその様子をお伝えします。
SEPHORAとは
SEPHORAはパリ発の化粧品専門店であり、世界32ヵ国に2500店舗以上をもちます。世界のセレブからコスメ好きな若者が集まる世界化粧品ブランドのセレクトショップです。
日本には未だこのカテゴリはショップがなく、イメージとしては、日本の高級デパートとドラッグストアが一体となった小売店です。
(https://www.sephora.co.id/)
BOTANISTの展開
現在BOTANISTは、シンガポール12店舗、マレーシア21店舗、フィリピン(オンラインのみ)の3ヵ国で展開しており、年内にインド、2020にはインドネシアと世界各国への展開を視野に入れています。
BOTANISTはSEPHORAのヘアケアカテゴリでも唯一の日本ブランドであり、その品質の高さから各国でもファンの多いブランドとなっています。
SEPHORA universityについて
日本のデパートには各ブランドのアドバイザーがいるように、SEPHORAには店内にある全ブランドのアドバイザーに当たるビューティーアシスタント(以下BA)が存在し、その場でお客に合った商品やブランドの提案をしてくれます。
お客様ひとりひとりに合った特別な体験を店舗でしてもらうためにも、BAの存在はとても重要であり、SEPHORAも教育に力を入れています。
その教育の1つが、今回開催したSEPHORA universityであり、各ブランドがBAを会場に集め、直接スタッフをトレーニングできる機会なのです。
今回、BOANISTのSEPHORA Universityをシンガポール、マレーシアの2拠点2日間にて行いました。内容は、BOTANISTブランドの背景と特異性をプレゼンした後、商品の使い方とタッチアップ方法を実演も交えて行いました。
イベント中BAからの多くのフィードバックや質問をもらいました。
マレーシア開催
日時:2019/8/14 9:30-11:30 @Mid Valley City
参加数:14名
シンガポール開催
日時:2019/8/19 9:30-11:30 @ Ngee Ann City
参加数:16名
まとめ:トレーニング後の気づき
今回のSEPHORAuniversityを通し、2点気づきがありました。
① ブランドを自分たちの口から伝える大切さ
BAは、私たちの商品をBOSS(エンドユーザー)に直接届けてくれるとても重要な存在です。
プロダクトを届けようとするとき、伝言ゲームのように発信者の思いは、最後まで正しく届かないことはよくあるかと思います。
だからこそ、私たちが先回りし、BAに対しプロダクトの魅力や使い方について、相違がないようにフォローすることは必須だと思いました。
⇒ 今後も年2回以上のトレーニングは必ず行い、ブランドや商品について自分たちで伝えていきます。
② BAとの距離を縮める大切さ
今回のイベントを通し、各店舗のBAと距離を縮めることができました。
BOTANISTの公式インスタをフォローしてくれ、個人SNSを交換しました。
BAは実はインスタグラマーであり、ファッショニスタであるため、各国や他社ブランドの最新情報を持っておりそこから情報収集ができます。また自社情報を拡散することもできます。
今回も、プレゼン内容やプレゼントした商品をストーリーに拡散をすぐにしてくれていました。
⇒ 今後BAとの距離をより縮めることで、各国での展開を最大化できるような方法を模索していきます。