宇宙船でも作る!?早いリリースと商品ジャンルにしばられない理由

webディレクターの平尾です。こんにちは。

I-neではたくさんのブランドとたくさんの新商品を発売しています。
今回は企画の源泉とも言える商品開発の顔・中西さん。

結論から言うと、穏やかに話しながらも、純粋に開発を楽しんでいる様子がわかるインタビューでした。

“いつもにこやかで丁寧”

中西さんが社内で愛されている理由だと実感しました。


中西孝夫
– マーケティング本部マーケティング部商品開発課

前々職は菓子の商品企画、前職では農機の営業企画を行い、コンセプト提案から販売推進までを担当。I-neでは、BOTANIST商品をメインにヘアケアアイテムの企画・製造管理を行う。

商品開発について

本日はお時間ありがとうございます。
早速ですが、商品企画の仕事内容について教えてください。

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私の仕事内容は、お客様が求めるその上をいく使用感・質感で、目指したい商品の姿を決めて、OEM先さんと話し、原材料などの中身を作ることです。

BOTANISTの開発に携わっていらっしゃるだけあって、ご多忙でしょう。
中西さんが会議室と会議室の間を走っているのをよく見ます。
そのせいで中西さんが3人位いる疑いがあります。


中西:そんなはずはないです。笑
スピードを持って商品を作ってますが、私は1人ですね。影分身できたらと思うことはありますが。

確かに、短期間での同時進行の仕事が常時10以上あることもあります。高速で考えながら動く、動きながら考えるっていうのを、繰り返し続けることを意識して働いています。

I-neの商品リリースが早い理由

10ですか?すごいです。短期間での同時進行がそんなに多いんですね!驚
1人でそんなにプロジェクトを進行しながら、どうやってそんなに多くの企画を考えることができるんですか?

中西:そもそも商品には大きく二つ種類があります。


一つ目は0から考える商品です。こちらに関しては、どういう商品がお客さまに望まれているのかというところからリサーチして、その要望に合う商品を提案していきます。

二つ目は、ブランド内で足りていない商品をラインナップさせていく商品。
1から10、100に拡充させていくイメージですね。
ブランド内で出している商品と訴求が被らないよう、すみ分けを考えることがポイントです。

これらを同時に進行させていくので、時には10個以上のプロジェクトが同時進行していくわけです。
どちらにせよトレンドや他社情報が企画の原動力になってきます。
そのため、一見、化粧品に関係ないもの、例えば食品やスポーツなど他のカテゴリーでの流行も積極的に情報をキャッチしていきます。

なるほど、化粧品以外の情報も常にキャッチしているんですね。 普段からのインプットが商品企画の源泉だと言うことがわかりました。

「うちはお客さまが望むのであれば、宇宙船でも作るよ。」

ところで、中西さんは前職でも商品企画の仕事をされていたのに、何故I-neに入社されたのですか?

中西:やっぱり商品開発で働きたい、という思いで前社からの転職を決めました。

I-neを商品企画で受けにきた時は、BOTANISTがここの会社だというのも知らなくて。受けにきて「ここの会社の商品だったんだ、見たことあるなぁ。」ぐらいの感じでした。  

ただ、I-neに面接にきたとき一番印象に残ったことがあって、食品を中心に商品企画したいと考えていた私に対して、藤岡部長(現本部長)が面接の時に話してくれたことで、


「うちはお客さまが望むのであれば、宇宙船でも作るよ。」


これは極端なことだとしても衝撃的でした。笑
例えば、化粧品の会社であれば、化粧品でこういうのをやっていこうと話すはず。ちょっと他の会社とは違うじゃないですか。

お客様が望むのであれば何でも作ろうというチャレンジ精神に惹かれ、絶対ここにいきたいと思い入社できました。

企画のおもしろさと、これからの挑戦

とてもI-neの商品企画に対するマインドがわかるエピソードですね。
最後に、そんなI-neでの商品企画の面白さを教えてください。

中西:カテゴリーにこだわらないところがI-neの面白さや良さなのかなと思っています。
お菓子メーカーもお菓子しか作らないと思うし、結構ジャンルの偏りってあると思うんです。I-neは化粧品をはじめ食品、電化製品、何でもあるので、企画の幅ってすごく広いです。

BOTANISTを超えるものを出したい

ありがとうございます!最後に今後挑戦したいことを教えてください!

中西:BOTANISTの拡大はもちろんですが、BOTANISTを超えるものを出したいという思いはあります。

企画担当としては、BOTANISTのようなビッグブランドの商品企画担当はやっぱり目標で、燃えますよね!
お客さまが望んでいることは前提として、私にしか作れない商品を作ることを心掛ける。
私にしかというのは、今までの経験やキャッチする情報から、私なりの付加価値を持って商品を生み出していくことだと思います。
そして、商品企画のことなら中西に聞けっていうような存在になりたいですね(笑)

実際に中西さんが、いろんな部署の人に相談されているのをよく見ます。
その度に真摯に受け答えされているのを見て、『この人はいろんな人に愛されてるんだなぁ』って思います。素敵な人柄がにじみ出ていますね。

本日はありがとうございました。